HAWKINS1.5AL
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ある日の出会い!(料理好きの私が幼少のころの調理器具との出会いの一つです)

50年程前かな?、圧力鍋が我が家に届く。当然初めての圧力鍋である。「調理器具の実演?料理教室?」頒布会で購入したらしい。で、圧力鍋の蓋の締め方には2通り?の方式が有るようで、それは現在、日本では製造されなくなった「落し蓋方式」です。ユニークな蓋の形状でしたのでハッキリと覚えています。その蓋は「楕円」だったのです。楕円蓋の良さは後述。その当時は「玄米を炊くための釜」として販売されてました。その他の料理として肉料理や豆料料理のレシピが紹介されていた記憶です。現在とは全くの逆です。その圧力鍋もパッキンがネズミにかじられダメになり、使えなくなってしまいました。2012年、現在の住居近くの住宅の庭先に楕円の形をした鍋が庭の片隅に水桶代わりに鎮座しているのを発見!「うん?」あっ!「あの圧力鍋だ!」

 そんな、こんなで、「圧力鍋、落し蓋方式、楕円」とネットで検索、そしてヒットしたのがインド製の圧力鍋、シンプルなそれでいて存在感のあるいい奴!日本には無い「1.5L」の落し蓋方式の圧力鍋で楕円形の蓋でその蓋の形状で中に落とし込むにはチョットした知恵の輪!90度捻って内側に滑り込ませ、90°手前に戻す。操作で蓋を閉めます。鍋の取っ手側にあるテコの支柱的な突起に鍋と一体化した柄を合わせ、柄のテンションを鍋本体の取っ手のヘリに引っ掛ける方式で蓋を軽く固定します。「超簡単便利」気に入った!

 1合の白米を炊いてみた。米1合+水1.25合を鍋にいれガスコンロへ、ガスの火が鍋底に垂直にあたる位の炎の強さで炊き始め、暫くすると圧力がかかって蒸気抜きの錘から「シュシュ!ブシュー!」と日本の圧力鍋とは異なる強烈な一発が発せられ「ビックッ」とします。落とし込み蓋の為、蒸気漏れも起こりにくく、内圧が高いのか?蒸気抜きの錘が重いのか?ある間隔をおいて強烈な一発が発せられます。そして5分加熱、火を止め、12分、内圧が抜け、蓋をあけることができます。「香しい香りが漂います」・・・1合のコメをこんなに簡単に、美味しく炊ける圧力鍋はHAWKINS1.5以外には無いのではないでしょうか?!超軽く小さいのでキャンプや山での調理に最適かも!?